木工作品

銘木という強く儚い美しさを、私たちの手で削らせてもらうということ。

 

銘木はその希少性から、その時点でとても貴重なものです。
そんな銘木を削らせてもらう。
もし失敗したら……。
私たちがその美しさを、その価値を壊してしまうことになります。
私たちが手を加えてしまったばかりに、銘木がゴミになってしまう。
それはあまりにも悲しいことです。

だからこそ、そうならないためにも。
私たちはいつだって誠心誠意、命を燃やして削ります。

銘木を手で削っていくと、わかることがあります。
その部分における最適な力の入れ方。
木目の走り方による最適なヤスリのかけ方。
深く考える必要はありません。木はそっと教えてくれます。
無理な力を掛ける必要はなく、流れに沿って手を動かすだけで木は削れて行きます。

 


終わりの無い研鑽。
それでも、研鑽していくことに意味があります。

銘木はひとつひとつ異なります。
それは一期一会、同じ材と出会う事はありません。
育った場所、育った年代、育った環境も全て違う訳ですから。

私たちはヤスリを使って、木と対話をします。
年輪がこの頃に大きな環境変化があったんだな、とか。
他の生命が生きる為にここを食べたんだな、とか。
木が生きてきた証を垣間見て、木の命脈を教えてもらいます。

それが私たちの目指す ”生命の表現” なのかもしれません。

 


その思いを胸に削り上げ、磨き上げた銘木アトリエEqの木工作品たちは、
どれも銘木の素晴らしさを、私たちの持ち得る最大限の力で引き立てた仕上がりになっていると思います。
手に取って、よりその美しさに惹かれて頂きたいのです。

自然の営みがもたらした作品を、地球が描いた芸術を、お花を飾るような気持ちであなたの日常に添えてみませんか?

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