サムピック・コラム【第六話(完)】~サムピックを削る

最終更新: 2020年11月12日

リングの開放部分を無くして、ピックの力は弦を振動させる事に集中させたい!

ピックに伝わった力は、リングを回転させる力に変換したくない!

アップストロークとダウンストロークで、なるべく音色の変化を出したくない!

破損率をとにかく下げたい!

装飾品としての見た目もなるべく良くしたい!


とりあえずの願望としてはこのような感じですので、これらを落とし込んだ設計図が下の図です。



既存のサムピックとはだいぶ形が異なりますが、設計の段階では”たぶん”大丈夫です。


あとは実際に削ってピック部分の角度を微調整して、最終的な音色の調整をする感覚でしょうか。



・・・ゴリゴリ


・・・ギコギコ


・・・ジョリジョリ



さて、実際に装着して弦を弾いてみますか。


おお!指へのフィット感も抜群、音色も嫌みがなくて素晴らしい!

もう少しだけピック部分を尖らせたら完璧です。


私の親指サイズを採寸してのリングなので、回転する力もリング全体で吸収してくれています。

大きな力が弦を弾く力として伝わっているので、既製品のサムピックとは音色も全く違いますね。

軽い力で弦が弾けるので、人差し指で支える必要も無し。いいですね。



あとは重要な見た目です。

形を整えて、しっかりと手磨きをしてピカピカにしましょう。


そして完成したのがこちら。

ハカランダのカスタムサムピックです。

うーむ、色素異常かつ杢が入っています。

かなりマニアックな材で削ってしまいました。





こんなサムピックではありますが、銘木アトリエEqの作品として誇れる逸品に仕上がったと自画自賛しております。

もしご興味ある方はお問合せからご連絡頂ければ幸いです。


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WEBサイトは以下のURLから

https://www.wood-eq.com/

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用いる木材ですが、実のところハカランダはあまりお勧め出来ません。

音の響きは問題ないのですが、やはりピックとしてガシガシ弾くには耐久性に若干の不安要素があります。


もしオーダーメイドをする際には、ローズウッドならばココボロやアフリカンブラックウッド、他の銘木ならばパロサントやリグナムバイタなどが良いかと思います。

木材の提案などもお問合せを頂ければお答えしますので、WEBサイトからよろしくお願いします。


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