チューリップウッドを知ろう

最終更新: 2020年11月12日



木材名

チューリップウッド(Tulipwood) 


別名

木の宝石

木の女王

ピンクウッド

ブラジリアンチューリップウッド





生息地

南米。ブラジルの北東部


科名や属名

マメ科ツルサイカチ属


気乾比重

約0.95-1.05


見た目

ピンク地に茶色の木目が美しい表情を生み出します。


主な使用目的

古くは王室などに限られた超高級家具材として使用されていました。

現在では装飾品やナイフの柄、筆記用具などにも用いられます。



特徴

ベルサイユ宮殿に現存している家具などにも用いられるほど、古くから希少価値が高い銘木としての扱いを受けて来た木材です。


ピンクと茶色のマーブルが魅力的で、非常に高い人気を誇る木です。

経年変化によって茶色が濃くなっていく傾向にあります。


光の当たり方によって大きく表情を変えるのも、また魅力の一つと言えるでしょう。

ただし紫外線による日焼けの影響が大きい木とも言えますので、経年変化を穏やかにしたい場合には、外出時に気を付けたりメンテナンス方法を工夫する必要があります。


日焼けを防ぐ目的でラズベリーシードオイルなどの乾性油をメンテナンス剤に配合する方もいます。


経年変化の傾向と合わせれば、アマニ油など一般的な乾性油によるメンテナンスとは相性が良いと思います。


チューリップウッドはマメ科ツルサイカチ属で、削った時に爽やかな甘みのある芳香があります。

そのような木材を総称してローズウッドと言います。


チューリップウッドもキングウッドやココボロなどと同じくローズウッドの仲間です。

ローズウッドはその全ての種類がワシントン条約で規制を受けています。


国際的な輸入の制限も受けますので、現在では非常に入手が難しく、また高価な木材となっています。



仕入れも困難になってきていますが、稀に高品質材が仕入れられた場合にはお客様にお伝えをしています。

オーダーメイド品として指輪やチャームなどにご使用されるお客様が多いと思います。



≪チューリップウッドのポニーフック≫



ローズウッドの中でも、加工性に著しく難のある木材です。


金工ヤスリの刃が非常に引っ掛かりにくいでしょう。

またナイフなどの刃先を滑らせる感覚が強く、気を付けないと怪我をしやすいと思います。


彫刻刀などで無理に彫ろうとした場合、彫刻刀の刃に食い込んで刃をダメにする可能性があります。


チューリップウッドを加工していると、その加工により立つ香りで気持ちが落ち着くように感じる事があります。


パロサントの甘い香りを“いちごミルク”と例えるならば、チューリップウッドの甘い香りは“絞ったいちご”のようなイメージです。

すっきりとした瑞々しさを帯びた芳香は、まさにチューリップウッドならではですね。



銘木アトリエEqではチューリップウッドのオーダーメイド作品だけではなく、お香も取り扱っています。

入手が困難な木材なので大量生産は出来ないのですが、大変ご好評を頂いております。


チューリップウッドのお香


在庫の確認やオーダーメイドのご相談など、お気軽にお問合せを頂ければ幸いです。



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まとめ

現在では高品質材の入手が非常に困難となってしまった木材です。


その表情は銘木として評価を受けるに値するだけの輝きを持っています。

昔から愛されるチューリップウッドの魅力、それは奥の深いものなのです。



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